死にたくて死にたくて仕方がないのは本当の話
今だってそれは変わらない
だけれど君と再会したあの時、君をかばったのは殉じる手段として君を使う為じゃなかった
本心からの行動と言葉だったんだ
嘘しかなかったこの七年で
あの言葉だけがたった一度の本当だったんだ
僕には君を撃つような真似、出来ないよ
ごめん
ごめんね、嘘吐きで
撃てないって言ったのに
撃たないって言ったのに
なんでこの引き金の先にいるのが君なんだろう
ごめん
ごめんね
ごめんなさい
ごめん
ああ、もう君には聞こえてないんだった
謝罪状況
「ルルーシュ、僕のお嫁さんになってっ!」
「ほぇあっ!?」
「三ヶ月分の稼ぎはまだ貯まってないんだごめんねだから指輪はもう少し待って」
「おい、落ち着けスザク」
「でも幸せにする。絶対幸せにする。ずっとずっと大切にする」
「ちょっと待て」
「だから、僕と結婚してください」
「‥スザク」
「うん」
「馬鹿か、おまえは」
「ふぇっ?」
「俺がおまえの嫁になるわけないだろう」
「‥、」
「考えなくてもわかる事だろうが」
「‥‥そ、か‥うん、ごめ、」
「だからおまえが婿に来い」
「‥ルルーシュ‥!!」
プロポーズは漢の証
(07.2.7)